
Read Write Own シリコンバレートップクラスVCが語るインターネットの次の激戦区
Chris Dixon and 大熊 希美
日経BP / 2024-11-29
この本について
気づいたら毎日スマホに吸い込まれていて、アプリに時間もお金も握られている感覚ってありませんか。便利だし文句はないけれど、「自分は何も所有していない側だな…」というモヤモヤがどうしても残る。僕もその違和感を放置したまま仕事していたのですが、この本を読むと、その正体がわりと具体的に言語化されます。 特に刺さったのは、僕らが日々使っているインターネットが、気づかないうちに巨大企業の設計した“力の流れ”の上で動いているという視点でした。アプリストアの手数料の高さや、プラットフォームとアプリのフィードバック構造、ネットワーク設計が権力を決めてしまう仕組みなど、普段なんとなく受け入れていたことの裏側に筋道のある理由がある。さらに、ソフトウェアの再利用性やコンポーザビリティの話は、単なる技術論ではなく「創造のスピードがなぜ一部の人だけ爆速なのか」を説明してくれるので、個人の働き方にまで落とし込みやすいです。 そして、AIとクリエイターの関係がまだ固まっていない今、「価値を生む行動に対して、公平に報酬を受け取れる仕組みは作れるのか」という問いは、逃げずに向き合わないと後悔しそうだなとも感じました。既存の構造に疑問をもちつつ、次の10年をどう過ごすか考えたい人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)
ヤニス・バルファキス, 斎藤幸平, and 関美和

グーグルが消える日
ジョージ・ギルダー、武田 玲子

After GAFA 分散化する世界の未来地図
小林 弘人

デジタルの皇帝たち――プラットフォームが国家を超えるとき
ヴィリ・レードンヴィルタ and 濱浦奈緒子

アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
尾原 和啓
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要