
茨木のり子詩集 (岩波文庫)
谷川 俊太郎
累計読者数8
平均ハイライト数 6.8件/人
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%
この本について
人にどう見られているかとか、ちゃんと生きられているのかとか、理由のわからない気持ちの波に巻き込まれる日ってありますよね。大ごとじゃないんだけど、置き場所がないまま胸の奥に溜まっていく感じ。茨木のり子の詩を読んでいると、その「どこにも置けないもの」をそっと拾い上げてもらったような気分になります。 この詩集が効いてくるのは、まず、自分の感受性を誰かに決められるのではなく、自分で守るしかないという静かな覚悟を思い出させてくれるところです。強がらずに、でも放棄もしないための温度を保ってくれる。さらに、人はそれぞれ違う愛のかたちで生きのびているという断片が、不思議と救いになるんですよね。「自分はこうじゃない」と切り捨てずに済む余白がある。そして、生や死や時間との距離感を、過度に dramatize しないまま描く言葉が、生活の中の小さな視点のズレを整えてくれる。五月の風景の一瞬から社会全体の空気まで、同じ温度で見つめ直せるようになります。 誰かに気持ちを言い当ててほしいというより、「自分の奥にある湖みたいな静けさ」を確かめたい人に刺さる本だと思います。読んで明日が劇的に変わるわけじゃないけれど、今日を少しだけ丁寧に歩けるようになる。その感じがほしくて、僕は何度もこの詩集に戻っています。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要






