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金子みすゞ名詩集

金子みすゞ名詩集

金子みすゞ

彩図社 / 2011-07-06

累計読者数6
平均ハイライト数 1.8件/人
推定読了時間 約2時間6分
star総合評価 33/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 13%

この本について

忙しく過ごしていると、自分の気持ちに鈍くなる瞬間があると思います。相手の言葉に過敏になったり、逆に何も感じないふりをしてやり過ごしたり。大人として普通に生きているだけなのに、心の余白がどんどん小さくなっていくような感覚です。そんなときに金子みすゞの詩を読むと、自分でも気づいていなかった「まだ残っていたやわらかさ」をそっと拾ってくれるように感じました。 たとえば「ちいさい私の こころは大きい」という一節は、背伸びしがちな日常から離れて、子どもの頃の感受性を思い出させてくれます。大したことじゃないと思っていた気持ちにも、ちゃんと広がりがあるんだと思える。あるいは「土は打たれれば畠になり、踏まれれば路になる」という詩に触れると、つらい出来事に意味を与えるのではなく、ただ「いろんな在り方がある」と受け止める余裕が戻ってきます。善悪とか成功失敗ではなく、どの状態にも役割があるという視点が、肩に力を入れずに自分を扱うきっかけになるんですよね。 そして「みんなちがって、みんないい」や「こだまでしょうか」の詩は、人との距離感で悩みやすい人ほど染みると思います。相手の反応は自分の鏡のようで、だからこそ丁寧に接したいのに、うまくいかない日もある。そんな揺れを否定しないまま、少しだけ優しく整えてくれる言葉が並んでいます。 人に振り回されやすかったり、自分の気持ちの扱いに迷いがちな人には、特に静かに届くと思います。大きな答えがほしいわけじゃない日、ただ呼吸を整えるように読める一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

明治36年、山口県に生まれた童謡詩人金子みすゞ。 彼女の残した作品には、小さな動植物に対する深い愛情や悲しみ、そして子供の持つ独特の感性などが、みずみずしい言葉で綴られています。 本書では、金子みすゞの名詩を93編収録。 こころに響く金子みすゞの詩を味わってください。
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