
超鬼速PDCA
冨田和成
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2025-03-28
この本について
仕事の優先順位が散らかって、結局どこから手をつければいいのか分からなくなる日ってありますよね。ゴールも、道筋も、手段も曖昧なまま動いていると、自分が前に進んでいるのかすら確信が持てなくなる。僕もずっとそのループにいたのですが、「深さの基準をどこに置くか」や「どれを課題として残すか」といった、ごく現実的な判断軸を持てていなかっただけなんだと気づきました。 『超鬼速PDCA』は、いわゆる気合論とはまったく別物で、自分の行動を“どのくらいの粒度まで因数分解すべきか”“どれくらいの期間をゴールとして設定すると動きやすいか”といった、手を動かすための具体レベルまで落としてくれます。特に「完全に把握できなくても回し始めるべき」「障害物にぶつかるのは前に進んでいる証拠」という視点は、計画の精度にこだわりすぎて止まってしまう癖をほぐしてくれましたし、毎日の振り返りを少量でもいいから積み上げるという姿勢が、行動の質を底上げしてくれました。 読み終わるころには、PDCAが“きれいに回せるかどうか”ではなく、“どれだけ深く速く回せるか”の話なんだと腑に落ちます。会社の仕組みとして使うのはもちろん、一人で働いている人にもそのまま効きます。特に「課題が見えないと止まってしまうタイプ」の人には刺さると思います。 僕自身、迷いがなくなったわけではないですが、少なくとも動き方の判断基準が増えたことで、一歩ずつは前に進めている実感があります。こういう地に足のついた本を探している人にはちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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