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知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか (日経ビジネス人文庫)

知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか (日経ビジネス人文庫)

デビッド・ロブソン and 土方奈美

日経BP 日本経済新聞出版 / 2025-04-03

累計読者数45
平均ハイライト数 13.6件/人
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事でも日常でも、「自分ではよく考えているつもりなのに、あとから振り返ると全然合理的じゃなかったな…」と冷や汗をかく場面がけっこうあります。知識も経験もそこそこあるはずなのに、感情に引きずられたり、自分の意見を守ることに必死になったり。頭の良さと判断の良さって、どうしてこんなにズレるんだろうと悩むことが多いんですよね。 『知性の罠』は、このモヤモヤにけっこう直球で向き合ってくれる本でした。知能が高い人ほど別の視点を検討しないことがあるとか、直感に引っ張られた判断を知識で正当化してしまうとか、耳が痛い話が多い一方で、「じゃあどうすれば抜け出せるのか」というヒントもちゃんとあるのがありがたいです。第二言語で考えると合理的になれるとか、感情の語彙を増やすと判断が安定する、といった具体的な行動に落とせる話が多く、読んだあとに試したくなります。 特に、思い込みを疑うクセや、感情を細かく言葉にする習慣が、判断の精度を底上げしてくれるという指摘は、日々の小さな選択にも効いてくる実感があります。自分の中の「認知の死角」をどう扱うかで、仕事のミスも人間関係のこじれも減らせるんじゃないかと思わせてくれました。 自分の思考に自信はあるけれど、ときどき妙な行動をしてしまう自覚がある人に、静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

インテリを愚行に走らせる「知性の罠」とは何か――その回避方法やより良い学習法、生産性の高い組織作りまでを、さまざまな研究に基づき解説します。 * * * 「最高に面白く、最高に怖く、最高に深い。 人間の「本当の知性」とは何か。 「東大、ハーバード大に入れるだけの人」と「各分野で超一流になれる人」の違い。 「成功する組織」と「失敗する組織」の違い。 その答えは同じ線上にある。 そして全部本書に書かれている。」 ――今井むつみ氏 (『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』『学力喪失』『言語の本質』著者) * * * IQが高い人、有名大学を卒業している人、ナレッジワーカーの中にも、愚かな誤りを犯す人がたくさんいます。優秀で高い教育を受けた人ほど陥る「知性の罠」とは......。 ◇IQが高いほど、投資の判断力が低く、破産しやすい ◇脳の仕組みからわかる「超有名大卒の人が、自己弁護ばかりする理由」 ◇高い教育を受けた人ほど、陰謀論にハマって抜け出せない ◇野球では成功するスター軍団方式。企業がマネすると失敗する ◇大学進学試験の点数が高いのに、合理的に考えられない人が多数いる 心理学や認知科学の研究から「本当の知性」とは何かを解説。 真に賢くなるには、どういう姿勢で考えて、どういう角度から学べばいいのでしょうか。 【認知科学研究から判明した成果の上がりやすい学習法】 ・勉強時間を分散する。 ・深い思考を必要とする複雑な教科書を使う。 ・学習前に事前テストで自分の理解度を把握する。 ・同じ場所で勉強しない。 ・勉強が終わったら、その内容を誰かに説明する。 ・自分自身を折に触れてテストする。 ・1つのテーマだけではなく、複数分野を混ぜて問題を作る。 ・難しい問題に取り組み、複数の解き方を考える。 ・間違えた原因を探ると記憶が強化される。 ・「よくわかっている」と思う事柄ほど、後日覚えていないことが多いので頻繁にテストする。 詳しい活用法は本書第8章にあります! ※本書は2020年7月に日本経済新聞出版から刊行された『The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか』を改題のうえ文庫化したものです。
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