
終わりなき対話 ―やさしさを教えてほしい―
谷川俊太郎、中島みゆき
累計読者数5
平均ハイライト数 6.4件/人
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%
この本について
人との距離感でふと立ち止まることがありませんか。好きとか嫌いとか、言葉にできる領域よりももっと深いところで、どう向き合えばいいのか分からなくなるあの感じです。気持ちを説明しようとするほど、むしろ分からなくなることもありますよね。僕もよくそこでつっかえてしまいます。 この本は、そんな「言葉だけでは扱いきれないもの」に静かに手を伸ばしてくれます。中島みゆきさんが語る“男と女は結婚か心中かに行きつく気がする”という極端な言い方も、恋愛論というより、「関係が深くなるほど、言葉では整理できない領域に入っていく」という実感の共有として響きます。また、歌や詩についてのやり取りを読んでいると、ふだん使い古した言葉でも、声やリズムが加わるだけで別の意味が立ち上がるという感覚が腑に落ちてきます。自分の中に眠っていた感情が、少しだけ引き出されるような読書でした。 特に、同じ言葉を何度使っても気持ちが伝わらないときや、逆に誰かのひと言が妙に心に残る理由を知りたい人には刺さると思います。日常の延長にあるモヤモヤを、無理に整理しようとせずに眺めてみたいとき、この対話はちょうどいい距離で寄り添ってくれるはずです。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。
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出版社による紹介
1980年10月、谷川俊太郎氏の仕事部屋で中島みゆきとの対話は行われ、1981年9月、『やさしさを教えてほしい』(朝日出版社)として刊行され、話題を呼ぶ。 42年後の2022年7月、新『やさしさを教えてほしい』企画のために二人の新たなる対話が谷川俊太郎氏の仕事部屋で行われた。 本書は、45年前の対話と最新の対話、及びこれまで二人が随筆で描いた「中島みゆきが描く谷川俊太郎」「谷川俊太郎が描く中島みゆき」を収めた、二人の詩人の精神のリレーの全記録。 また、二人の詩の世界が交互に、のびやかに展開される24編の詩を収録。 装画:黒田征太郎
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