
両利きのプロジェクトマネジメント 結果を出しながらメンバーが主体性を取り戻す技術
米山 知宏
翔泳社 / 2025-06-16
この本について
プロジェクトって、タスクは進んでいるはずなのに「チームとして前に進んでいる気がしない」ときがありますよね。会議をやっても結局決まらないとか、役割の期待値がズレたままとか、ふりかえりが形骸化してしまうとか…。僕もよくこの辺でつまずいていて、「結局どこから直せばいいんだろう」と迷うことが多かったです。 この本が面白いのは、会議を“プロジェクトを動かすための装置”としてかなり具体的に扱っているところです。週次で認識をそろえ続ける意味や、全員で議事録を取りながらその場で前提を固めていく感覚が丁寧に書かれていて、読みながら「ああ、こういう会議は確かに強いチームになるよな」と思わされます。さらに、役割や価値観をすり合わせるプロセスがかなり実践寄りで、ふんわりした理念ではなく「何をどう話すか」まで落ちています。プロジェクトストーリーを“物語”として共有する話も、タスクの羅列に疲れた身としてはかなり刺さりました。 そしてもう一つ、この本はふりかえりを単なる反省会ではなく、各自が自分の“持論”をつくる場として描いているところが良かったです。小さな気づきを言葉にして残していくと、次のプロジェクトで自然に改善が回り始める。この感覚は、実務で悩んでいる人にはかなり現実的に効きます。 「チームの空気が噛み合っていない理由が、実は会議の設計にあるかもしれない」と思っている人には特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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