
BCG 経営課題解決「20の思考ツール」 成果を最大化する「7つの要素」 (日本経済新聞出版)
井上潤吾
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star総合評価 55/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で複雑な問題に向き合っていると、どこから手をつければいいのか分からなくなる瞬間ってありますよね。数字はあるのに論点がぼやけていたり、平均値だけを見て判断してしまい後から「全然違った…」と気づいたり。僕もチームで議論がかみ合わないまま時間だけ過ぎていく経験を何度もしてきました。 この本は、そういうモヤモヤを言語化しつつ、状況を整理するための“手を動かすための道具”を淡々と示してくれます。たとえば、構造化で全体像を一度フラットに分解すると、何が本当に問題なのかが自然と浮かんできますし、脱平均化に触れると「平均って便利だけど実は何も見せてくれないことあるよな」と気づかされます。類型化の落とし穴も丁寧に書かれていて、僕自身「この顧客はこういう人たち」という思い込みに縛られていたことにハッとしました。 読み進めていると、戦略とか分析という言葉の雰囲気に流されず、結局は現場で意思決定するための視点を取り戻す作業なんだと思えてきます。7つの要素の考え方も、難しいフレームというより「抜け漏れをなくすためのチェックポイント」として自然に使える感覚に近いです。 自分の思考がごちゃつきやすい人、議論の途中で迷子になりがちな人にはとても刺さる一冊だと思います。
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