
「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか?: 仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術
萩原 雅裕
この本について
仕事の途中で割り込みが入ったり、昨日の自分が何を考えていたのか思い出せなかったり。気づけば「今日も終わらなかったな…」で一日が終わること、けっこうありますよね。自分もそうで、タスクそのものじゃなくて“思い出す時間”にエネルギーを持っていかれている感覚がずっとありました。 この本が効くのは、まさにその「思考の行方不明」をどう防ぐか、というところです。特に刺さったのは、作業の途中で必ずメモを残すという発想。進捗や次の一歩だけでなく、違和感やふと浮かんだアイデアまで残しておくと、未来の自分がスッと作業に戻れる。これが実際にやってみると驚くほど効きます。それに、割り込みを“例外”ではなく“日常”として扱う考え方もラクで、15 秒だけ立ち止まって記録するだけで、作業が途切れても頭の切り替えに悩まなくなります。 もう一つよかったのが、「まず頭の中で一度終わらせる」という話。いきなり全体を俯瞰しなくてもよくて、ステップを順番に思い浮かべるだけで、手戻りがぐっと減るんですよね。作業に逃げる前に、ほんの数十秒でいいから“考える時間”を確保する。その積み重ねが、結果的に作業スピードを上げてくれる感覚があります。 タスク管理に疲れている人よりも、「やっているはずなのに前に進んでる感じがしない」と静かに焦っている人にこそ刺さる本だと思います。自分の“頭のいい瞬間”をちゃんと未来に残しておく、という発想がしっくりくる人には、かなり実用的に感じられるはずです。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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