
「マネジャー」の基本&実践力がイチから身につく本 【イチから身につく本】
小倉 広
すばる舎 / 2008-12-28
この本について
マネジメントしていると、ふと「これ、全部自分で背負ってないか…?」と不安になる瞬間がありますよね。部下の動きが見えないと焦るし、かといって細かく指示すると嫌われそうでためらう。会議もなぜか自分ばかりが喋っていて、終わったあとに「今日も合意形成にならなかったな」と落ち込む。僕も同じように迷ってきました。 この本が役に立つのは、マネジメントを“スキル”として地に足ついた形で扱っているところです。例えば、目標設定も「頑張ろう」ではなく、現状・目標・資源と段階を分けて会話するだけで、メンバーが自然と主体的になる実感がありました。また、「人に依頼する仕事は先に、自分の仕事は後で」という割り切りは、僕自身かなり救われた考え方です。自分が動く前に“任せる仕組み”を整えると、チーム全体のスピードが本当に変わります。さらに、会議を“決定の場”から“合意形成の場”へ変えるヒントも具体的で、話し方の型やルールがあるだけで場の空気がガラッと良くなるのを実感しました。 結局、マネジャーって「相手を変える」より「まず自分の向き合い方を変える」職業なんですよね。相手の本音を引き出す姿勢や、仲間の存在をちゃんとありがたく思えるかどうか、そんな一見地味な部分ほどチームの動きに直結するんだと気づかされました。 プレイヤーからマネジメントに役割が変わって、何をどう見直せばいいか迷っている人にとって、かなり現実的に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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