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バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

マーカス・ ウォールセン and 矢野 真千子

累計読者数3
平均ハイライト数 18.3件/人
推定読了時間 約6時間5分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

仕事でも趣味でも、何かをつくろうとすると、組織の事情やルールの壁にぶつかって、自分の好奇心がどんどんしぼんでいくような感覚がありませんか。もっと「考えてみたい」「試してみたい」と思っているのに、専門性とか資格とか、そういう外側の条件に気持ちを押し戻されるあの感じです。僕も同じで、気づけば“やらない理由”ばかり考えてしまいます。 『バイオパンク』は、生物学を題材にしつつも、その窮屈さをこじ開けてくれる視点が多い本でした。農村の農家が法律の外側で技術をハックした話や、顕微鏡の登場で世界の見え方が一変した瞬間、そして資格も地位もない“ギーク”が突破口を開いてきた歴史。それらを読むと、イノベーションって結局「専門家じゃないと触れちゃいけない世界」ではなく、好奇心に従う人間の営みそのものなんだと腑に落ちます。また、企業が知財を囲い込むことで停滞が生まれる現実を知ると、組織の外側から動く人の価値がより立体的に見えてきます。 科学に興味がなくても、「自分で考えて動きたいのに、環境がそれを許してくれない」と感じている人には特に刺さると思います。僕自身、読み終えたあとに、難しいことじゃなくても、まずは“手を動かす側”に戻ろうと思えた一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

コンピュータハッカーの第一世代が自宅のガレージで革新的な技術やソフトウェアを生み出したように、21世紀のバイオハッカーたちも自宅のガレージやキッチンで、オープンソースのDNAデータを使って生命言語の操作に乗り出している。MITを卒業後、遺伝疾患の原因遺伝子の有無を調べる検査法を自宅のクローゼットで開発した才媛。会社勤めの傍らオープンソースのサーマルサイクラーを製作する青年たち。独学で身につけた遺伝子組み換え技術で、粉ミルクに混入した有毒物質を検出できる乳酸菌を開発した女性。シリコンバレーの住宅街のキッチンで、癌治療薬の研究に乗り出した二人組―。本書は、大学や企業といった組織に属さないアウトサイダー科学者たちがくり広げる、生命科学の最前線レポートである。
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