ヨムナビ
子どもたちは夜と遊ぶ(下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ(下) (講談社文庫)

辻村深月

講談社 / 2005-05-07

累計読者数3
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約7時間50分
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 44%

この本について

人間関係って、距離が近いほどややこしくなりますよね。好きだからこそ踏み込みたいのに、触れれば触れるほど壊してしまう気がして怖くなる。学校や職場では普通に話せるのに、家に帰ると一気に他人みたいになるあの感じも、うまく言語化できないまま溜め込んでしまいがちです。 『子どもたちは夜と遊ぶ(下)』を読んでいて、抜粋の多くが「帰る場所」「誰かとの距離感」「相手を想う苦しさ」に集まっているのが印象的でした。登場人物たちは決して特別な力を持っているわけでもなく、むしろ不器用で、相手を大切に思うほど道を間違えてしまう。その揺れが妙に現実的で、自分の中の言えなかった感情を掘り起こしてくれます。 特に、友達だと言い切れない関係の揺らぎや、“自分が帰る場所を用意しているくせに”という後ろめたさの描写は、誰かに優しくしたいのにうまくいかない日常の延長にあります。読んでいるうちに、「誰かとの距離をうまく調整できなくても、それは弱さではなく人間らしさなんだ」と少しだけ視点が変わります。 人とのつながりに疲れたとき、あるいは大切だからこそうまく扱えない相手がいる人に刺さると思います。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は6に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

辻村深月の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

もう、一人の夜には帰りたくない―。残虐非道な事件に潜む、孤独な殺人鬼と彼を操る共犯者の存在。罪の意識に苛まれながらも、二人の間で繰り返される恐ろしい殺人という名の遊びは、一体いつまで続くのか!?そして傷つけずには愛せない、歪で悲しい恋の行方の結末とは...。辛い過去を孕んだ事件の真相は少しずつ解き明かされ、漆黒の闇を照らしていく。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要