
アジアの隼
黒木 亮
累計読者数5
平均ハイライト数 2.8件/人
推定読了時間 約7時間56分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%
この本について
仕事をしていると、自分の判断がどれだけ現実に通じているのか、ときどき不安になります。会社の慣習や空気に流されて、気づけば「このままでいいのか?」だけが胸の中で居座ってしまう感じです。 『アジアの隼』を読んで刺さったのは、そうした曖昧な不安を、目の前の現実に引き戻してくれる視点でした。ぬるま湯の組織で働く若手の戸惑いも、金融危機で一気に足元が崩れる瞬間も、当事者の肌感として描かれていて、自分がどれだけ世界の動きに鈍感だったかを突きつけられます。また、登場人物たちが状況に翻弄されながらも、矛盾や不条理を抱えたまま仕事を続ける姿に、妙な救われ方をしました。正解を知っている人なんていなくて、みんなその場で耐えたり考えたりしているだけなんだな、と。 特に、組織のぬるさと世界の荒波の落差にズレを感じている人には、ひとつ外側の視点をもらえる本だと思います。
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出版社による紹介
タイ・バーツ暴落を端緒とした通貨危機が、金融市場の台風の目だった「ペレグリン」の躍進に影を落とす。一方、日本でも大手銀行や証券会社が相次いで破綻。アジア市場に暗雲が垂れ込めるなか、巨大プロジェクトの入札を巡り窮地に立たされていた真理戸は、起死回生の賭けに打って出る―。熾烈な金融戦争の内幕を描く白熱の国際経済小説。
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