
コーチング
落合 博満
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-06-26
この本について
部下の話を聞いているつもりなのに、なぜか噛み合わない。指示を出しても動いてくれない。こちらとしては急いで結果を出したいのに、どう関わればいいのか分からないまま日々が過ぎていく。仕事をしていると、そんな小さな行き違いがいつの間にか大きなストレスになっていくことがあります。 落合博満さんの『コーチング』は、「上司とはこうあるべき」という教科書的な話ではなく、現場で起こる“もどかしさ”をどう扱うかを淡々と語ってくれる本でした。特に刺さったのは、まず聞く耳を持つこと、すぐに答えを与えずヒントに留めること、そして長所を起点に育てるという視点です。どれも奇麗事ではなく、実際に自分の職場に置き換えたときの変化がイメージしやすい。「急がば回れ」が腹落ちするというか、遠回りのように見えて結局そちらが早い、という感覚が少しずつ腑に落ちます。 また、部下を信頼して任せるためには、自分自身が“準備をやり切る側”である必要があるという指摘も刺さりました。相手の成長を待つ以前に、自分がどこまで整えているかを問われている感じがして、妙に現実的なんです。無理に完璧な上司像を演じるのではなく、できる範囲で前に進むための視点をくれる本でした。 部下とのコミュニケーションに疲れ気味の人、自分の関わり方がこれでいいのか迷っている人にとって、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
決定版 戦略プロフェッショナル 戦略独創経営を拓く (角川書店単行本)
三枝 匡
采配
落合 博満
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
上田勲
BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
青砥瑞人
ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)
日本推理作家協会 編著, 赤川次郎, 東直己, 阿刀田高, 我孫子武丸, 綾辻行人, 有栖川有栖, 五十嵐貴久, 伊坂幸太郎, 石田衣良, 岩井志麻子, 逢坂剛, 大沢在昌, 乙一, 折原一, 恩田陸, 垣根涼介, 香納諒一, 神埼京介, 貴志祐介, 北方謙三, 北村薫, 北森鴻, 黒川博行, 小池真理子, 今野敏, 柴田よしき, 朱川湊人, 真保裕一, 柄刀一, 天童荒太, 二階堂黎人, 楡周平, 野沢尚, 法月綸太郎, 馳星周, 花村萬月, 東野圭吾, 福井晴敏, 船戸与一, 宮部みゆき, 森村誠一, 山田正紀, and 横山秀夫
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