
売上2億円の会社を10億円にする方法
五十棲 剛史
ダイヤモンド社 / 2005-03-10
この本について
経営の相談をしていると、「結局、自分が現場に戻ってしまう」「社員を育てたいのに、重要な仕事は任せられない」といった声をよく聞きます。僕自身も、忙しくなるほど“社長=万能作業員”みたいになってしまう時期がありました。会社を大きくしたいのに、自分がボトルネックになっている感覚ってしんどいですよね。 この本が効くのは、そんな“抜け出したいのに抜け出せない”状態にハマっているときです。著者は「10億円企業は、社長の腕ではなく設計図で動く」と言い切ります。たとえば、仕事を細かく分解して複数人で回せる形にすること。新人でも使える営業ツールやプレゼン・キットを用意して、誰でも同じ結果が出せるようにしていくこと。そして、お客様を増やす以前に「どのお客様に集中すべきか」を見直して、業務量そのものを会社側から調整していくこと。どれも精神論ではなく、明日から試せる“具体的なやり方”として書かれていました。 読んでいて特に刺さったのは、「会社が大きくなるとは、社長と会社が切り離されること」という一文です。頭では分かっていたつもりでも、現場でクレーム対応をしたり、重要な営業に口を出したりしてしまうと、一生その段階から抜け出せない。逆に、一度“もう現場には出ない”と決めて設計図を描き直すと、会社の姿そのものが変わり始める。この視点は僕の中でもずっと引っかかっていた部分でした。 「自分がやらないと回らない会社」から、仕組みで動く会社へ移りたい人には刺さる一冊だと思います。仕事のやり方を根本から組み替えるヒントが、かなり現実的な温度で書かれています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





