
99.9%が誤用の抗生物質~医者も知らないホントの話~ (光文社新書)
岩田 健太郎
累計読者数5
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star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
風邪をひいたとき、病院で抗生物質を出された方が安心なのか、それとも様子を見るだけでいいのか……。頭では「ウイルスに抗生物質は効かない」と知っていても、いざ自分や家族の体調が悪くなると判断がぶれることが多いと思います。ぼくも同じで、毎回モヤモヤしながら受診していました。 この本が効いたのは、「効く・効かない」の二択ではなく、“どのくらい効くのか”と“リスクと釣り合うのか”という視点に切り替えてくれたことです。風邪に使うと利益は本当にわずかで、むしろ副作用や心血管リスクという現実の重さが見えてくる。さらに、典型的な風邪と肺炎の境界があいまいでも、露骨な症状は誰でも分かるという話が、素人の立場に妙な安心感をくれました。必要な場面とそうでない場面の線引きが、“感覚”ではなく“構造”で理解できる感じです。 また、外科医や感染症のプロが何を基準に判断しているのかが丁寧に書かれていて、こちらの「正解を知らない不安」を静かにほどいてくれます。知識を増やすというより、受診するときの心の置き場所が見つかる本だと思います。家族の医療判断にいつも迷う人に刺さりやすい一冊です。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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