
コメント力――「できる人」はここがちがう (ちくま文庫)
齋藤孝
筑摩書房 / 2007-06
累計読者数4
平均ハイライト数 4.8件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
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この本について
人前で意見を求められたとき、頭では色々考えているのに、口から出てくるのは当たり障りのない言葉ばかり…そんな感覚を抱えている人、けっこう多いんじゃないでしょうか。僕も会議で「それで、どう思います?」と振られるたびに、心の中で小さく固まっていました。変に目立ちたくないし、かといって何も言わないと存在が薄くなる。この板挟みみたいな感覚、ずっとしんどかったんですよね。 この本が効いたのは、「最初に思いついたことは言わない」という、シンプルだけど見落としがちな視点でした。ひと呼吸おいて、目の前の話の“中心”をつかんで、それを自分の言葉に訳し直してみる。そのプロセスを意識するだけで、伝わり方が一段変わります。また、コメントはただのリアクションではなく、聞いた人の認識が少し高まるように添えるものだという考え方も、個人的にはかなり腑に落ちました。あら探しではなく、相手がどこにエネルギーを使ったのかを拾い上げる姿勢も、現場で使える視点です。 とはいえ、声高に「ちゃんとコメントしろ」と迫ってくるような内容ではありません。むしろ、僕のように「一応話すけど、なんか浅い気がする」とモヤモヤしている人が、日常の会話や会議で少しだけ前に進むための考え方が揃っている本です。こんな人に刺さると思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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出版社による紹介
職場でもプライベートでも、毎日のようにコメントをすることが求められている。そんな時、切れ味がよく、自分のオリジナリティのある一言を言えるかどうかで、「おもしろい人」「できる人」だ、という評価が決まってしまうのである。この本では、優れたコメントの例を挙げ、どこがどう優れているのかを、クイズ形式で納得していくことができる。そうすることで、そのコツをつかみ、「コメント力」を意識化して磨いていくことができるのである。文庫版のための長いエピローグを付す。
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