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福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)

福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)

福沢 諭吉, 佐藤 きむ, and 坂井 達朗

KADOKAWA / 2006-02-25

累計読者数8
平均ハイライト数 19.3件/人
推定読了時間 約3時間12分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

勉強って、やらなきゃと思いながらも「そもそも何のためだっけ」と立ち止まることがあると思います。仕事でも同じで、経験が足りないせいなのか、自分の判断が甘いのか、どこで軸をつくればいいのか分からなくなる。そんな時に、130年以上前の本なのに、意外と自分の足元を見直すきっかけになったのが『学問のすすめ』でした。 この本が効いてくるのは、派手な成功論じゃなくて、日常のごく小さな行動のところです。例えば、福沢はまず「役に立つ学び」を挙げます。文字を書く、帳簿をつける、ものの数え方ややり取りの仕方を知る。実務的すぎて笑ってしまうんですが、生活を自分で回す土台をつくることが“独立”の第一歩だと考える姿勢は、現代の「自分の人生を自分で組み立てたい」という感覚にそのままつながります。また、自由とわがままの境界を「他人に迷惑をかけるかどうか」と淡々と説明している部分は、SNSでも職場でも判断に迷う場面で、妙に腹落ちするところでした。 さらに、この本は「学ぶか学ばないかで人は変わる」という言い方をしているものの、それを強制の言葉ではなく、「まずやってみて、そこから疑ったっていい」と促してくれるのが救いです。完璧な答えを求めず、少しでも視野を広げようとする人に向けた、落ち着いた励ましのように読めました。 自分の軸をつくりたいけれど、何から手をつければいいのか分からない、そんな人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

国際社会にふさわしい人間となるために学問をしよう! 維新直後の明治の人々を励ます福沢のことばは現代にも生きている。現代語訳と解説で福沢の生き方と思想が身近な存在になる。略年表、読書案内付き。
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