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二度寝で番茶 (双葉文庫)

二度寝で番茶 (双葉文庫)

木皿泉 and 土橋とし子

累計読者数11
平均ハイライト数 17.2件/人
推定読了時間 約6時間25分
star総合評価 67/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

日々生きていると、「ちゃんとしなきゃ」「損したくない」「誰に合わせればいいんだろう」みたいな小さな緊張が、じわじわ溜まっていきませんか。人との距離感も、仕事での役割も、正解がわからないまま続けていると、ふと自分の軸がどこにあるのか分からなくなる瞬間があると思います。僕もよくそこで足が止まります。 『二度寝で番茶』を読んでいて感じるのは、そのモヤモヤに無理やり答えを出さずに、「こういう視点もあっていいんじゃない?」とやわらかく背中を押してくれるところです。たとえば、自分を大きく見せようとしがちな気持ちに対しては、「借り物で武装しても本物にはならないよ」と静かに教えてくれるし、人間関係で疲れきった時には「趣味くらいの距離感で続けてもいいんじゃないか」と、意地を張らなくていい余白を示してくれる。さらに、「今日の分の好きは今日つくればいい」と、未来の心配に押しつぶされそうな時の呼吸の仕方まで示してくれます。 重たい哲学書でもないし、人生の答えを押しつける本でもない。ただ、登場人物たちの言葉を通して、「自分は自分でいいんだ」と思える場所まで、そっと連れて行ってくれる感じがあるんです。特別な自分になれなくても、誰かを思いながら日々をつなぐだけでいいのかもしれない。そんなふうに思わせてくれる本です。 「ちゃんとやろうとして疲れてしまった人」に静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

向田邦子賞を受賞した『すいか』をはじめ、『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』『Q10』などの傑作ドラマを生みだした夫婦脚本家・木皿泉。二人が、家族、愛、自由、幸せ、孤独、個性、笑い、お金、創作、生きること死ぬこと...などについて縦横無尽に語りあう。思わず胸を衝かれる言葉が、軽妙な会話の随所に光る。日々、何度も読み返したくなるエッセイ集。
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