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食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ (ブルーバックス)

食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ (ブルーバックス)

櫻井武

講談社 / 2012-10-20

累計読者数5
平均ハイライト数 3.2件/人
推定読了時間 約3時間17分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

ダイエット中でも、忙しさの合間でも、「なんで自分の食欲ってこんなにブレるんだろう」と思うこと、けっこうありますよね。食べすぎた翌日に急に食欲が落ちたり、逆に十分寝ているのに妙に空腹が続いたり。意思が弱いだけじゃ説明できない感じがあって、ずっとモヤモヤしていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、そもそも体重や食欲って、脳がずっと裏で調整してくれている仕組みがあるという視点でした。体重は本来ほぼ一定に保たれる性質があって、増えたら食欲が自然に落ちるようにできているとか、レプチンというホルモンが視床下部に信号を送って体重そのものを監視しているとか、知るだけで「あ、身体は勝手に暴走してるわけじゃないんだ」と少し安心できるんです。また、食欲の変動が情動や体内時計と深くつながっている話もあって、単にカロリーや気分の問題じゃなく、もっと複雑で、でも理屈のある揺れなんだとわかりました。 個人的には、食べすぎた日に自分を責めるよりも、「いま身体の恒常性がどう動いてるんだろう」と一歩引いて見られるようになったのが大きかったです。数字に振り回されやすい人ほど、こういう仕組みの知識がクッションになってくれる気がします。 「食欲の波にいつも振り回されてしまう人」に静かに効いてくる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ときに「魔物」となる食欲の謎に第一人者が迫る! 脳は体重を一定に保つべく、食欲を巧妙にコントロールしている。しかし、ヒトはときに自分の食欲を制御することができなくなってしまう。食欲を「魔物」に変えるのもまた、脳なのだ。脳内で食欲がつくり出されるしくみを脳生理学のトップランナーが解き明かし、「ヒトの食欲」のメカニズムに迫る。(ブルーバックス・2012年10月刊)
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