
体が生まれ変わる「ケトン体」食事法―――太らない、疲れない、老けない! 体と頭を「糖化」させるな
白澤 卓二
この本について
最近、食事で気をつけているつもりでも、なんとなく疲れやすかったり、夕方になると甘いものに手が伸びてしまったりしませんか。自分でも理由がよくわからないまま、食欲や体調に振り回されてしまうあの感じ、けっこうしんどいですよね。 この本を読んで印象に残ったのは、食欲って「意志の弱さ」ではなく、血糖値や脂肪酸のバランスといった身体の仕組みに左右される部分がかなり大きいという視点でした。糖質をとるほど血糖値の波が激しくなり、脳が強い欲求を発生させる。逆に、糖質を控えるとその波が落ち着いて、無理に我慢しなくても自然と食べすぎが減っていく。自分の体で起きていることとして読むと、ただの「糖質オフ」本というより、日々のモヤモヤの理由が言語化されていく感覚がありました。 もう一つおもしろかったのは、肉やナッツ、オメガ3系脂肪酸など、必要な脂をきちんととることが体の状態を整える土台になるという話です。牛肉の脂が高齢の方の元気につながっているかもしれない、といった具体例が多くて、食材の選び方を少し変えるだけでも体感が変わりそうだなと思いました。また、ココナッツオイルを食事の数時間前にとると食欲が落ち着く、というような「試しやすい工夫」が散りばめられているのもありがたいところです。 食事との付き合い方を見直したいけど、極端なルールには振り回されたくない人や、「なんでこんなに食べたくなるんだろう」と密かに悩んでいる人には、かなり刺さる内容だと思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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