
お金の才能
午堂登紀雄
かんき出版 / 2009-12-07
この本について
お金について考えるとき、つい「今の収入でどう節約するか」ばかりに意識が向いてしまって、将来がぼんやりしたまま…ということが僕自身よくあります。頑張って働いているはずなのに、なぜか自分の時間もお金も、自分でコントロールできていない感覚が抜けない。そんなモヤモヤをそのままにしておくと、気づいたら選択肢がどんどん狭まっていくんですよね。 午堂登紀雄さんの『お金の才能』は、そのモヤモヤをいきなり“解決”してくれる本ではありませんが、「そもそも考え方の前提がズレていたのかも」と姿勢を整えてくれる一冊でした。たとえば、自分の時給をざっくり計算してみるだけで、普段どれだけ無意識にお金と時間を使っているかに気づけたり、周りと同じ行動をとることがどれほど“隠れコスト”につながっているのかが見えてきたりします。また、将来を信じられないと自己投資もできないという指摘は、耳が痛いけれど現実的で、行動の小さな軌道修正につながりました。 特に響いたのは、「今まで何をしてきたか」ではなく、「これから何をするか」で3年後の自分が決まるという視点です。過去の延長線に閉じ込められていた思考が、少しだけ前に向く感覚がありました。 今の働き方に違和感がある人や、節約や投資のノウハウ以前に“土台の考え方”を整えたい人には静かに刺さると思います。僕と同じように、お金を軸にしつつも、結局は生き方そのものを見直したい人にちょうどいい距離感の本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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