ヨムナビ
燃えよ剣(上)

燃えよ剣(上)

司馬遼太郎

文藝春秋 / 2020-04-06

累計読者数22
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約12時間38分
star総合評価 60/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 67%

この本について

仕事でもチームでも、「この集団はいったい何でまとまってるんだろう」「自分の役割って本当にこれでいいのか」と迷うことがよくあります。誰の言葉を軸に動けばいいのか、逆に自分が動かす側になるときは、どこまで踏み込んでいいのか。その曖昧さに疲れてしまう瞬間があります。 『燃えよ剣(上)』を読んで刺さったのは、まさにその曖昧さを真正面から扱っているところでした。新選組という“荒っぽい寄せ集め”をどう組織に変えていくか。近藤・土方・山南、それぞれの立場の揺れ方が、現代の職場の悩みと妙に重なります。誰が支配者かではなく「士道」という軸を置こうとする発想や、副長が二人いると組織がにぶるという感覚は、結局のところ“個人ではなく構造で動かす”という視点を思い出させてくれます。また、土方の創造力が組織づくりの裏にある描写は、知識だけでは物事が回らない場面を何度も味わっている身には、静かに刺さりました。 この本は、勢いのある歴史小説というより、「組織の中でどう立つか」に悩んでいる人に向けた、少し現実的なヒント集のようにも読めます。自分の立場や役割の違和感を整理したい人にこそ、届きやすい一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

司馬遼太郎の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。 俺は今日から武士になる——。 佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。 武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、 幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。 京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。 副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、 池田屋事件などで、世にその名を轟かせていく——。 しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。 土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。 稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。 〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉 司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。 ※本書は、一九九八年九月に刊行されたノベルス判の新装版です。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要