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[図解]勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本

[図解]勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本

中野明

学研マーケティング / 201407

累計読者数19
平均ハイライト数 14.7件/人
star総合評価 62/100
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この本について

なんとなく「またうまくいかなかったな」とか「自分だけズレてる気がする」と感じる日ってありますよね。僕もよくあります。特に、失敗した時に一気に全部がダメに見えてしまうあの感じ。頭ではそんなはずないと分かっていても、気持ちがついてこないまま仕事や人間関係に影響が出てしまうこともあります。 この本は、そういう“自分の扱い方が難しい時期”に静かに効いてきます。アドラーの言う劣等感って決して悪者じゃなくて、向き合い方さえ間違えなければ前に進むための燃料になる、という視点を丁寧に示してくれます。例えば、失敗を「いつもこうだ」と全体化してしまう癖に気づくと、少しだけ呼吸がしやすくなること。あるいは、他人との関係で私的論理が暴走していた時に、共同体感覚という視点を持つと、自分の行動の目的そのものが変わってくること。どれも大げさな話ではなく、日常の小さな選択で試せるものばかりです。 個人的に刺さったのは、「不完全な自分に勇気を持つ」という姿勢です。完璧じゃない自分をどう扱うかが、思った以上に人生の質を左右している気がします。誰かと戦うのではなく、自分の中の目的を少しずつ整えていく。その結果として、関わる相手を“仲間”として見られる余白が生まれる。そのプロセスを、アドラーの理論を使って見晴らしよくしてくれる一冊でした。 自分の性格や思い込みのクセと静かに向き合いたい人に、ちょうどいい本だと思います。

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