
超入門 資本論
木暮 太一
ダイヤモンド社 / 2014-05-29
この本について
働いていると、ふと「自分の給料って、どうやって決まってるんだろう」とか「このまま努力していれば報われるのかな」といったモヤモヤが出てきませんか。僕も同じで、転職や評価のたびに “仕組みそのもの” が見えず、不安だけが増える瞬間があります。そんなときに手元に置いておくと助かったのが『超入門 資本論』でした。難しい話を知識として覚えるというより、日常の働き方を見る視点がじわっと変わる本です。 たとえば、この本は「価値」と「使用価値」を分けて考えるところから始まります。自分の仕事がどんなメリットを会社にもたらしているかだけでなく、「そのスキルを身につけるまでにどれだけ時間と労力をかけてきたか」という視点が加わると、仕事の見え方が一段変わります。また、年収や肩書きだけを目標にして動くと、保持するためのコストに飲み込まれてしまうことがある。そういう“帳尻の合わなさ”まで説明してくれるのがありがたいところです。さらに、自分の積み重ねが他人にマネされにくい形になっているかを考えるきっかけにもなり、キャリアの軸を見直すときに結構効きます。 仕事の意味に行き詰まりを感じている人、今の働き方がなんとなく「割に合ってない」と感じている人には、とくに刺さると思います。資本主義の仕組みを知るというと専門的に聞こえますが、実際は自分の生活の“なぜ”を言語化するための道具に近い本でした。今の場所にとどまるにせよ動くにせよ、一度立ち止まって考えたいときにちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの12%が集中しています。
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