
3本線ノート術
橋本和彦
フォレスト出版 / 2009-09-17
この本について
仕事でも勉強でも、「ちゃんとやっているつもりなのに、成果が積み上がっていく感じがしない」という相談をよくもらいます。結局どこが詰まっているのか、自分でも把握しきれず、手を動かすほど迷いが増えるあの感じ。僕自身もずっと同じことでぐるぐるしていました。 『3本線ノート術』を読んで一番刺さったのは、「時間管理」って何かを詰め込む技じゃなくて、限られた力で最大の成果を出すために“最も簡単な方法を選ぶ”技術なんだ、という超シンプルな視点でした。できない問題をひとつでも“できる側”に移すと、その分だけ確実に前に進む。小手先のテクニックより、まず全体像をつかむこと。理解が積み上がる順番を間違えたまま走り続けていたことに気づかされます。 もうひとつ助かったのは、思考を整理するための「書き分ける」視点です。自分の頭の中だけで考えると、問題と感情と事実がぜんぶ混ざってしまい、どこから手をつけるべきかがわからなくなるんですよね。3本線ノートは「どうやったか」「どんな結果になったか」を書く欄があるので、仕事の流れが自然と見える化され、思い込みではなく現実ベースで次の一手を考えられるようになります。これは普通のメモやTODOではまず得られない感覚でした。 手探りで働いていて、毎日やっていることが本当に前に進んでいるのか不安になりやすい人ほど、この本は効くと思います。僕みたいに、勉強癖や仕事のやり方を一度リセットしてみたい人にも向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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