
「超常現象」を本気で科学する(新潮新書)
石川 幹人
新潮社 / 2014-05-20
累計読者数3
平均ハイライト数 24.7件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 56%
この本について
なんとなく「科学で説明できないもの」を考えるときって、頭では否定してるのに、どこかで割り切れない感じが残ることがありますよね。幽霊とか予感とか、説明しきれない体験を思い出すと、あれは全部思い込みだったのか、それとも何か別の理由があったのか…と。僕自身もずっと白黒つけたくなる一方で、「そもそもその問い自体がズレてるのでは」と思う瞬間がありました。 この本が面白いのは、超常的なものを信じるかどうかではなく、「それは人間のどんな働きから生まれるのか」と、かなり現実的な視点でほぐしていくところです。例えば、幽霊体験を「幽霊はいるのか」ではなく「その体験は何に役立つのか」で捉え直す発想は、僕の中のモヤモヤに風を通してくれました。夢や無意識のはたらきを“錯覚だから無価値”と切り捨てず、創造力や気づきにつながる可能性として扱う姿勢も、日常の判断にそのまま使える感覚があります。そして「心理的存在」「社会的存在」「物理的存在」を分けて捉える考え方は、物事を極端に断じてしまう癖にブレーキをかけてくれます。 超常現象にそこまで興味がなくても、「説明できないものを前にしたとき、自分の認識をどう扱えばいいのか」と悩んだことがある人には刺さると思います。僕にとっては、迷信を信じるでも否定するでもない、ちょうどいい距離感を作ってくれる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
幽霊・テレパシー・透視・念力...。我々を驚かせてきた不可思議な現象の数々は、多くの人に関心を持たれながらも「非科学的」、「オカルト」と否定されてきた。だが、それこそが科学の挑むべき謎だとして、あくまでこれを「科学的」に研究してきた人々がいる。「何がどこまで解明できたのか?」。そして「何が未だに謎なのか?」。明治大学教授が、異端の科学の最先端を案内しながら、「科学とは何か?」の本質に迫る。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





