
ふしぎな国道 (講談社現代新書)
佐藤健太郎
講談社 / 2014-10-20
累計読者数5
平均ハイライト数 19.6件/人
推定読了時間 約5時間59分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について
日々移動しているのに、日本のどこを走っているのかよくわからないまま目的地に着いてしまうことってありますよね。地図アプリが最短距離を示してくれるのは便利だけれど、「自分が通った道の意味」までは教えてくれない。気づけば、移動そのものの楽しさや発見がどこか薄くなっているような感覚があります。 『ふしぎな国道』は、その感覚をそっと裏返してくれる本でした。階段が国道になっていたり、商店街のど真ん中が国道扱いだったり、バイパス開通の事情で標識だけが取り残されていたり。読者の抜粋を見る限り、みんな刺さっているのは「道の裏側にある、人の判断やちょっとしたミスが積み重なった結果としての現在」という点なんだと思います。単なる道路の知識ではなく、欠けていたピースがふっと埋まる瞬間の気持ちよさに近い。 読んでいると、国道を「線」ではなく「面」でとらえる感覚が生まれてきます。普段ただ通り過ぎていた場所でも、番号の由来や旧道の理由を知るだけで見え方が変わる。移動の自由度が上がるというより、「自分の目で日本を観る」という感覚が取り戻される感じです。仕事で移動が多い人ほど、効率優先で失われていた感覚に気づけるかもしれません。 目的地ばかり見ていると、いつの間にか道の面白さを忘れてしまうタイプの人にきっと刺さる本です。
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出版社による紹介
空気のように、非常に身近でありながら、ほとんどその存在を意識されることのない「国道」。実は、この国道には不可思議なことが数多く存在する。・国道246号は存在するのに、国道60号や国道99号がない ・圏央道やアクアラインは高速道路なのに国道指定されている ・車が通れない商店街や階段が国道指定されている ・同じ国道なのに複数のルートがある 「国道マニア」として知られる著者が、こうした様々な謎を解き明かす。(講談社現代新書)
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