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アメリカのデモクラシー 第一巻(上) (岩波文庫)

アメリカのデモクラシー 第一巻(上) (岩波文庫)

トクヴィル and 松本 礼二

累計読者数5
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約5時間38分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、社会の空気に振り回されているような感覚が抜けなくて、「なんでこんな不安定なんだろう」と考え込むことが増えました。制度やイデオロギーの話は難しいのに、影響だけは日常に直撃してくる。その距離感にモヤモヤしている人、多い気がします。 トクヴィルを読むと、その不安そのものを少し外側から見られるようになります。たとえば「正当と認められない力に従うときに堕落が生まれる」という指摘は、いま自分が感じている違和感の正体に近いものがありました。また「境遇の平等」が社会の中心点になるという視点は、表で語られる“正論”よりも、底に横たわる力学を見る手がかりになります。歴史の話をしているようで、実は今のニュースや職場の空気を理解するために使えるのが妙におもしろいところです。 この本は何かを断定したり、方向性を強制したりはしてこないので、読みながら自分の問いの形が少しずつ変わっていきます。「なぜこの社会はこんなふうに動くのか」「自分はどう距離を取ったらいいのか」を考えたい人には静かに刺さると思います。自分も迷ってばかりですが、迷いながら読むにはちょうどいい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

第一巻(一八三五年)でアメリカのデモクラシーの形成過程とその政治制度の運用について精緻な分析を行ったトクヴィルは、五年後に刊行した第二巻では、デモクラシーが人々の知的運動、感情、道徳などに及ぼした影響について考察する。
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