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グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命 (朝日新書)

グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命 (朝日新書)

エマニュエル・トッド

株式会社朝日新聞出版 / 2016-10-13

累計読者数8
平均ハイライト数 21.9件/人
推定読了時間 約1時間58分
star総合評価 59/100
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この本について

最近、ニュースを見ても社会の空気を読んでも、「なんでこんなに分断が進んでるんだろう」「同じ国にいても話が通じにくくなってきたな」と感じることが増えました。自分が置いていかれているのか、世界が速すぎるのか、その境目がよく分からなくなる瞬間ってありますよね。 この本は、そんなモヤモヤの背景を「時代の偶然」ではなく、人口動態や教育、信仰の変化といった人間社会の土台から読み解いてくれます。たとえば教育の広がりが不平等感を強めてしまう矛盾や、共同体的な信念が薄れて個人がバラバラになっていく流れ。読んでいると、自分が感じていた息苦しさが単なる気のせいではなく、より大きな構造の中にあると分かり、むしろ肩の力が抜けていきました。 もちろん、トッドの見立てが絶対だとは思いません。ただ、世界の変化を「表面的なニュース」ではなく「社会の深層」で捉え直す視点は、自分の立ち位置を静かに調整してくれる感じがありました。国の違いによって分断の形がどう変わるか、日本はどういう文脈にいるのか、そういう現実的な目線があるのもありがたいところです。 今の世界のざらつきに説明がつかず、なんとなく不安だけが蓄積していく人に刺さる一冊だと思います。自分の生活の延長線上で、社会の大きな動きをどう受け止めるかを考えたいときにちょうどいい本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「グローバリズムへの懐疑」「テロの恐怖の前に世界は」「Gゼロ時代で不安定化する世界はどうなる」「トランプ旋風にみる反知性主義の潮流にどう抗するか」「日本はどうあるべきか」──当代一の知識人が混迷の世界を読み解く。
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