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社会という荒野を生きる。 (ベスト新書)

社会という荒野を生きる。 (ベスト新書)

宮台真司

ベストセラーズ / 2015-11-05

累計読者数25
平均ハイライト数 17件/人
推定読了時間 約6時間40分
star総合評価 61/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 32%

この本について

最近、「なんでこんなに他人の言葉に振り回されるんだろう」とか、「社会の空気に疲れるな…」みたいな感覚を持つ人、多い気がします。自分もネットの荒れた話題を眺めては、どこに立てばいいのか分からなくなることがあります。そんなときに読んだのが『社会という荒野を生きる。』でした。大げさに救われる類の本ではないけれど、社会の“見え方”が少し変わる実感がありました。 特に刺さったのは、著者が何度も指摘する「感情の劣化」という話です。見たいものだけを見る態度が広がると、人の唯一性に入り込む力が落ちていく。結果として、攻撃性や排外性に乗っかりやすくなる。この仕組みを歴史やテクノロジーの変化と重ねて説明してくれるので、「いまの雰囲気の正体」が自分の中で輪郭を持つようになります。また、鬱や孤立が“個人の問題”として扱われがちな背景にも目を向けていて、弱さが濃縮されてしまう社会構造をどう乗り越えるのか、考えたくなる。政治や民主主義の話も出てきますが、寄りかかる先をどうつくり直すかという問いとして読むと、とても腑に落ちます。 ニュースやタイムラインの空気に疲れつつも、「じゃあ自分はどう関わるんだろう」と考えたい人には向いていると思います。社会に対して感じている違和感を、少しだけ言葉にできるようになる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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