ヨムナビ
ゲームシナリオのためのミステリ事典 知っておきたいトリック・セオリー・お約束110

ゲームシナリオのためのミステリ事典 知っておきたいトリック・セオリー・お約束110

ミステリ事典編集委員会

累計読者数6
平均ハイライト数 35.8件/人
star総合評価 75/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 50%

この本について

物語を作ろうとすると、設定の辻褄が合わなかったり、事件の動機が薄かったり、途中で「あれ、これって成立するんだっけ」と手が止まることがあります。自分の想像力だけで押し切ろうとすると、どこかで無理が出てしまうんですよね。僕も何度も同じ壁にぶつかりました。 この本を読んで面白いのは、いきなり“トリック大全”として読むよりも、読者が保存していた抜粋が示すように、「あ、ここって現実の仕組みがこうだから成立するのか」と自然に視点が変わるところです。例えば、死体の扱いひとつとっても、死亡診断書と死体検案書の違いが物語の動きに直結したり、雪の密室のように“ありうる状況”を事件の構造として扱えることが分かったり、アリバイや司法取引の仕組みがリアルに腑に落ちたりする。物語を作るときの「根っこの部分」を地面に固定してくれる感じがあります。 もう一つ、意外と効いたのが視点の扱いです。叙述の種類や、一人称の誤認がどこまで許されるかが丁寧に説明されていて、読者を欺くためではなく“世界の一貫性を保つ”ための道具として理解できるようになります。こういう基礎があるだけで、捻りたいときも安心して遊べるんですよね。 設定がふわっとして詰め切れないまま止まりがちな人、あるいは「自分の物語にもう少し“現実の重み”を入れたい」と感じている人には、とても相性がいいと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要