
ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)
石田勇治
講談社 / 2015-06-20
累計読者数21
平均ハイライト数 81.6件/人
推定読了時間 約5時間12分
star総合評価 79/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 49%
この本について
仕事でも日常でも、気づけば「気づいたら流れが決まっていた」「気がつくと引き返せないところまで来ていた」みたいなことがあります。誰かが強権的だった、というより、周りの空気や仕組みがじわじわ形を変えていって、気づけば戻れない。そういう場面にモヤッとする人は多いと思います。 『ヒトラーとナチ・ドイツ』を読むと、その感覚が歴史の中でどう起きたのかが、生々しい細部で見えてきます。ヒトラーの圧倒的な個人の力だけではなく、議会政治への不信や中間層の焦り、宣伝の巧みさ、制度の歪みなど、いくつもの要因がつながって「不可逆な一年半」をつくっていった様子が描かれています。抜粋に引かれている箇所は、まさにその積み重ねの部分で、読者もそこに反応しているように見えます。 読みながら、自分の生活圏でも「いつのまにか議論が成立しなくなる瞬間ってどう生まれるんだろう」とか「不満が特定の相手に向けられる構図ってどう作られるんだろう」といった、足元の感覚に引き寄せて考えられるのがこの本の良さです。過去を学ぶというより、今の空気の変化をどう捉えるかの手がかりに近いです。 歴史を“遠い話”ではなく“自分の周りでも起こりうる現象”として見てみたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
ヒトラーは、どのようにして大衆の支持を得て独裁者となったのか。安楽死殺害やホロコーストはいかにして行われたのか。その歴史を知るための入門書であり、決定版の書。ナチ体制は、単なる暴力的な専制統治ではなく、多くの国民を受益者・担い手とする「合意独裁」をめざした。最新研究をふまえて、未曾有の悪夢の時代を描く。(講談社現代新書)
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




