ヨムナビ
パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

川内有緒

幻冬舎 / 2010-07-07

累計読者数6
平均ハイライト数 4件/人
推定読了時間 約3時間55分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも生活でも「このまま同じ景色を見続けていていいんだろうか」と、ふと立ち止まる瞬間ってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、前に進むための温度が上がらない。かといって無理に気合いを入れると、かえって空回りする。そんな時にこの本を読むと、視界が少しゆるむというか、自分の輪郭を整え直せるような感じがします。 『パリでメシを食う。』に出てくる人たちは、ものすごい挑戦をしているのに、どこか自然体です。厨房の緊迫感に惹かれてもう一度ゼロから修業に戻る人もいれば、「作れれば幸せ」と肩の力が抜けた言葉を口にする人もいる。パリという街の雑多さの中で、自分のペースや価値観をもう一度つかみ直していく姿がとてもリアルで、無理に“正解”を追いかけなくていいんだと思わせてくれます。特に、作り置きをしないレストランのように「今、この瞬間」を丁寧に積み重ねていく姿勢は、日常の小さな行動にも置き換えやすいところです。 読んでいると、環境の違いや他人の価値観に触れることで、自分の固定観念が少しずつほどけていく感覚があります。パリジャンのゆるい生き方や、多文化の中で育つ子どもの「全部並列」という感覚は、何かを勝手に上下で判断してしまう自分に気づかせてくれました。上昇したい気持ちを持ちつつも、力みすぎずに暮らしていくヒントが転がっています。 自分の立ち位置を見失いがちな人や、「一度ほぐれてからまた歩き出したい」と感じている人に刺さる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

川内有緒の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜けるエッセイ。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要