ヨムナビ
新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

飯塚訓

講談社 / 2015-06-22

累計読者数5
平均ハイライト数 4.6件/人
推定読了時間 約3時間26分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 34%

この本について

仕事で判断を迷ったり、家族との別れを想像しただけで胸がざわついたり、そういう時に「自分は何を大事にしたいんだろう」と立ち止まることがあります。答えが出るわけじゃないけれど、どこかで向き合わざるを得ない問いのようなものが、日常の隙間からふいに顔を出すことがあります。 『墜落遺体』は、そうした問いに直接答える本ではありません。むしろ、息をのむほど過酷な現場の記録が淡々と綴られていて、読んでいて楽になるようなタイプの本でもありません。ただ、読者が保存している抜粋を見ると、多くの人が「人はどんな状況でも誰かを思う」「職務を貫く人間の姿勢」「死と向き合う時の価値観の違い」に強く反応しているように感じます。そしてその視点は、日常に戻ったときにじわっと効いてきます。 たとえば、愛する人なら変形した一部だけでも気づくという記述は、外側の形よりも関係性が人を定義するのだと教えてくれます。あるいは、歯科医師が「自分が診た患者の遺体は自分で探す」と駆けつける姿には、仕事の意味づけをどう持つかという問題が突きつけられます。さらに、外国人遺族の「死は死である」という価値観との違いは、自分が何を当然だと思っているかを見直すきっかけになります。 向き合うのがつらいテーマですが、「人が最後までどう生きようとしたか」を知りたい人には静かに刺さる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「遺族の極限の悲しみ、想像を絶する修羅場」を描きつくしたと、朝日新聞等で絶賛されたベストセラー、待望の文庫化。確認までの127日間が鮮烈に描きだされる。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要