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誰も教えてくれない 考えるスキル(日経BP Next ICT選書)

誰も教えてくれない 考えるスキル(日経BP Next ICT選書)

芝本 秀徳

日経BP / 2015-08-19

累計読者数18
平均ハイライト数 42.1件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 74/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事をしていると、いつの間にか「目の前の作業をこなすこと」が目的になってしまう瞬間がよくあります。会議のための資料、資料のための分析、分析のためのデータ集め…気づいたら本来の目的がどこかに行ってしまう。自分でもモヤっとしながら、でも対処法が分からずそのまま進めてしまう。そんな状態に心当たりがある人には、この本の言っていることがかなり刺さると思います。 この本が面白いのは、思考の才能よりも「言葉の扱い方」と「プロセスの踏み方」に徹底的にこだわっているところです。例えば、何かを考えるときはまず言葉の定義を決める。マネジメントとは何か、分析とは何か、目的と手段はどう階層になっているのか。こういう“当たり前すぎて誰も説明しない部分”を、自分の言葉で言い切れるようにしておくと、仕事の迷い方がかなり変わります。やみくもに一般論に逃げるのではなく、自分の状況に合った「機能する考え方」をつくる感覚です。 もうひとつ効いたのは、問題解決のプロセスそのものを“思考回路の選択”として扱っているところ。現状把握では事実を集める、計画ではゴールまでの道筋をシミュレーションする、プロジェクト運営では役割とリソースを整える…こうやってステップごとに必要な回路が違うと分かると、手探りで進めていた作業に輪郭が出てきます。個人的には「現行プロセスの定義」がいちばん苦しい、という著者の指摘に深くうなずきました。 手段の目的化に悩んでいる人、一般論ではなく“自分の言葉で考える力”を鍛えたい人にはかなり相性がいい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「わかりやすく話す」「伝わる文章を書く」―― これらの基礎となる「考える方法」を説明します。 「“ちゃんと考えろ”といわれるけれど、どう考えればいいのかわからない」 ――そんな方にピッタリの本です。テーマは「考える」。 今の時代、考えないで仕事をすることは、ほぼありません。考えないと仕事になりません。 それなのに考える方法はなかなか教えてもらえない。 「ロジカルシンキング」の本は多数ありますが、「本を読んでもなかなか使えるようにならない」 という方は少なくありません。その理由は本書に書いています。 ロジカルシンキングの前に身につけるスキルが、本書で紹介している5つの「考えるスキル」なのです。
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