
ドゥルーズ 解けない問いを生きる シリーズ・哲学のエッセンス
檜垣 立哉
NHK出版 / 2002-10-25
累計読者数8
平均ハイライト数 28.9件/人
推定読了時間 約1時間26分
star総合評価 68/100
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この本について
仕事でも日常でも、どうしても「正しい答え」を探しにいってしまうことがあります。でも本当に迷っているときほど、その“答え探しの姿勢そのもの”がしんどさを増やしている気がするんですよね。自分という軸も揺らぐし、判断の基準も定まらない。そんなときにこの本を読むと、問いの立て方そのものがまったく別の角度から見え直されます。 ドゥルーズは、問題は解くものではなく、生成の流れの中で“生まれてしまうもの”だと考える。ここを押さえるだけで、自分の悩みの扱い方がだいぶ変わります。たとえば、今の自分に一貫した中心がないことを「弱さ」と見るのではなく、むしろ生成の現場に巻き込まれているリアルな状態として受け取れる。個体は揺らぎでしかありえないという視点に触れると、「ぶれている自分」を責める感じが少し薄れます。また、倫理の話も、人間中心の価値観に無理に戻らず、生命の流れに根ざした実践として描かれていて、日々の判断をどこに置けばいいのかを考えるヒントになります。 いまの枠組みでは言い表せないモヤモヤを抱えている人、特に「自分の軸」に迷っている人にはじわっと効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
いま必要な哲学とは何か。「問いが解けない」事態をどうとらえるか。生命科学の時代に対応するドゥルーズ哲学の核心をクリアに描く。 [内容] I はじめに──解けない問いがあらわになってくること II 世界とは解けない問いである──ドゥルーズの〈哲学〉素描 III 〈私〉ではない〈個体〉が生きること──結論に代えて ドゥルーズ小伝
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