
<問い>の読書術 (朝日新書)
大澤真幸
朝日新聞出版 / 2014-09-30
累計読者数5
平均ハイライト数 7.6件/人
推定読了時間 約6時間56分
star総合評価 38/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%
この本について
仕事で判断に詰まったり、人生の分岐点で「結局、自分は何を基準に選べばいいんだろう…」と手が止まることがあります。情報は集めているはずなのに、肝心のところで迷う。たぶんあの感覚って、答えを探しにいくほど視野が狭まるあの感じに近いんですよね。 この本が面白いのは、読書を“問題解決の手段”としてではなく、“問いを開く行為”として扱っているところです。読んでいる途中で、自分でも気づいていなかった疑問がふと立ち上がってくる。抜粋にもあるように、問いは不意にやってくる来訪者のようで、最初は面倒に思えるのに、向き合ってみると視界が急にひらける。僕自身、仕事の判断で煮詰まったときに、こういう「問いの再起動」みたいな体験にだいぶ助けられました。 さらに、この本は古市憲寿氏の若者論や「市場が道徳を腐らせる」という議論も扱っていて、読んでいくうちに「社会を見る焦点の合わせ方」がゆっくり変わっていきます。何を信じて判断すればいいのか迷うとき、社会の構造そのものに目を向ける入口を静かに作ってくれる感じがあります。 自分の思考の癖や前提に、一度立ち止まって向き合いたい人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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出版社による紹介
市場はなぜ道徳を締め出すのか、日本人が消費しない真の理由とは、「KY」の呪縛から逃れられるか、未来の他者との連帯は可能か、あきらめると幸せになるのか、なぜ男と女(だけ)がいるのか...etc.学問も読書も本質をつかむコツは「補助線」の引き方!たくさん読む必要はないが、深く読む必要はある。“問い”が促すままに思考すると世界が拡がっていく。思考を触発し続ける25冊の愉悦。
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