
量子力学で生命の謎を解く
ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン、水谷 淳
累計読者数6
平均ハイライト数 20.7件/人
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
仕事でも生活でも、目に見えないところで物事が勝手に決まっていく感じにモヤっとすることがあります。自分の努力だけでは動かない理由がどこかにある気がするけれど、スピリチュアルに寄りたくはない。そんなときに量子の話に触れると、「世界そのものの成り立ち」に視点が戻されて、変に焦らずに済む瞬間があります。 この本が面白いのは、量子力学の不思議さを“遠い宇宙の話”としてではなく、「生命が成り立つギリギリの縁」で起きている現象として扱っているところです。読者が抜粋しているように、粒子どうしが互いを測定し合って古典世界を形づくる、観測されることで振る舞いを変える、遊離基のスピンが生物に影響を与える――こういう部分を読むと、普段当たり前に見えている世界は、実は“安定して見えるように揃っているだけ”なんだと理解が変わります。 個人的には、何かが「決まる」瞬間の背景にある仕組みを知ると、自分がコントロールできる範囲と、そもそも偶然性に委ねるしかない部分の境目が見えてきて、変な力みが抜けました。量子コンピュータやMRIの話も、ただの未来技術ではなく、「この不安定さをどう利用するか」という文脈で語られるので、科学が急に身近になります。 世界の成り立ちを知ることで、日常の見え方を少し変えたい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
量子力学を使って生命現象の謎を解き明かす「量子生物学」は、現在、急速なスピードで発展し、大きな盛り上がりを見せています。量子生物学によって、これまでの生物学では解けなかった様々な謎が解明されてきています。本書は、英国の気鋭の研究者二人が、量子生物学の最新の成果と可能性を、豊富な実例を通して明らかにした科学読み物です。生物学はもちろん、科学一般に関心をもつすべての読者に最良の一冊です。
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