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中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ

洪自誠 and 祐木亜子

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-05-18

累計読者数14
平均ハイライト数 14.2件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 58/100
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この本について

最近、誰かの言動に振り回されたり、自分の判断がこれでよかったのかと後からモヤモヤすることが増えていませんか。僕もそうで、「もう少し上手く立ち回れたはずだよな」と反省ばかりしていた時期に、菜根譚を読み返すことがありました。古典なのに妙に生活に近いところを突いてくるので、静かに刺さるんですよね。 特に、読者の方が保存していた「嫌われることを恐れない」「すべてを自分の責任と考える」「後悔しないかどうかで行動を決める」といった部分は、現代でもそのまま使える態度だと思います。たとえば、理屈っぽい人や意地の強い相手をどう扱うかに迷うとき、この本は「変えようとしない」という一歩引いた視点をくれるし、逆に自分が迷惑をかけた側のときには「忘れないこと」の大切さを冷静に示してくれます。極端な正義でもなく、完全に達観しているわけでもない、ちょうど現実的な落としどころを渡してくれる感じです。 もう一つ、この本が効くのは「今の自分をどう整えるか」が淡々と書かれているところです。死を思って日々を丁寧に過ごすとか、八分目でとどめておくとか、誰に対しても思いやりを保つとか。どれも派手ではないけれど、実際に続けていくと人間関係のイライラが減ったり、判断がぶれにくくなったりします。僕自身、忙しさで雑になりかけたときに読み返すと、少しだけ姿勢が立ち直る感覚があります。 人間関係に疲れやすい人、つい自分を責めすぎてしまう人、そして静かに軸を整えたい人には、特にしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ベストセラー『菜根譚』が 心洗われる自然の写真とともに味わえる! ―― 元首相・田中角栄、東急グループ創業者・五島慶太、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治ら、昭和の巨人たちの座右の書! 洪自誠が、中国をはじめ東洋全体に影響を与えた三大思想を学び、足りない部分は他から補って著したとされる人生訓『菜根譚』。 自らを厳しく律して学ぶことを説く儒教と、その反対に自由にのんびりと生きることがすすめられている道教。この2つの現実的な知恵に加え、宇宙の真理を語って悟りの境地を教える仏教が合わさり、読み手のあらゆる悩みや問いに答えを与えてくれます。 「減らすことを考えずに増やすことばかりを考えている人は、 自分の人生を世間のしがらみでがんじがらめにしているようなものだ」 「他の花よりも早く開いたものは、散るのもまた早い。 なかなか仕事が成功しない、昇進しないと言って嘆くことはない。 しっかりと力を蓄えておけば、やがてうまくいく」 「今生きている現実が仮の世界だと知る。 名誉は財産はもちろん、自分の肉体さえも幻のものだと自覚することだ」 本書は、原典三百数十項目の中から現代に生きる私たちに適していると思われる項目をえらび、翻訳したものに写真を加えたビジュアル版です。 さまざまな自然の風景をお楽しみください。
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