
ウイルスは生きている (講談社現代新書)
中屋敷均
累計読者数9
平均ハイライト数 6.1件/人
star総合評価 46/100
boltライト読書型
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この本について
日常のニュースでウイルスの話題を見るたびに、「結局ウイルスって何者なんだろう…」とぼんやりしたまま終わってしまうことが多いんですよね。怖いのか、身近なのか、役に立つのか邪魔なのか。自分の中で整理しきれないまま時間だけ過ぎていく感覚、よく分かります。 この本は、そういうモヤモヤを肩の力を抜いたままほぐしてくれました。例えば、エンベロープの有無で石鹼が効くかどうかが変わるという話は、日常の行動と直結していて、専門知識というより「生活の背景が理解できる感覚」に近いです。それから、ナマケモノとオオナマケモノの進化の話は、「強そうに見える方が生き残るわけじゃない」という当たり前だけど忘れがちな視点をくれます。そして一番ぐっときたのは、ヒトという存在そのものがウイルスによって形作られているという指摘で、善悪ではなく関わり方で見えてくる世界があるんだな、と静かに腑に落ちました。 ウイルスに対して「分からないまま距離を取ってきた人」にほど、じんわり効く本だと思います。専門書というより、生活と科学のあいだを行き来したいときにちょうどいい一冊でした。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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出版社による紹介
『生物と無生物のあいだ』から9年、新たなる科学スミステリーの傑作が誕生した。成毛眞氏が絶賛した「ウイルスを巡る不思議な物語」
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