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ペンギンが空を飛んだ日 (交通新聞社新書)

ペンギンが空を飛んだ日 (交通新聞社新書)

椎橋章夫

交通新聞社 / 2013-08-16

累計読者数4
平均ハイライト数 5.8件/人
推定読了時間 約3時間18分
star総合評価 43/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事で新しい仕組みをつくろうとすると、どうしても「これって本当に意味あるのかな」と迷ったり、組織の空気を読んで挑戦しづらくなったりしませんか。自分のアイデアが現場に届くまでの距離が遠く感じて、途中で手が止まってしまうこともあると思います。 この本は、あのSuicaが形になるまでの舞台裏を、ものすごく地に足のついた視点で描いています。読んでみると、華やかなイノベーションの物語というより、むしろ「どうやって一歩ずつ動かしたのか」という現実的な試行錯誤の積み重ねが中心にあります。特に、リスクに慎重な組織でどうやって新しい発想を通すか、技術的に解決できない問題をどうやって“運用”で乗り越えるか、そして使う人の行動を変える言葉選びの重要さなど、日頃の仕事にもそのまま置き換えられる話ばかりです。 若いメンバー中心のチーム編成の理由や、異業種交流会のような雰囲気づくり、そして最終的に「役に立った」という実感だけが技術者の誇りになるという話を読んでいると、自分の仕事の視点も少し動かされます。大きな成果よりも、使う人のメンタルモデルをどう整えるかを丁寧に考える姿勢は、どんな職種でもヒントになるはずです。 組織の中で小さな改善を積み重ねている人や、「本当に役に立つものづくりって何だろう」と迷っている人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

それはたった二人だけのチームから始まった! JR東日本のIC乗車券カード「Suica」は、会社はおろか鉄道インフラという枠も超え、生活インフラの変革までもたらした。最初は誰からも期待されていなかったこのプロジェクトは、いかにして成功していったのか。研究開発の頓挫、試験の大失敗、気の遠くなるような作業、重大事故……限りなく無謀な挑戦の裏にはいつも、“理想の一念”があった。ますます進化するSuicaを創成期から支えてきた著者が明かす、激闘の記録。椎橋章夫(しいばしあきお)1953年、埼玉県生まれ。1976年、埼玉大学工学部機械工学科卒業。同年、日本国有鉄道入社。1987年、民営・分割化により東日本旅客鉄道入社。本社設備部旅客設備課長、同鉄道事業本部Suicaシステム推進プロジェクト担当部長、同IT・Suica事業本部副本部長などを歴任、Suicaプロジェクトの指揮を執る。2012年、JR東日本メカトロニクス(株)(JREM)入社。現在、同社代表取締役社長。2006年、東京工業大学大学院(博士課程)修了。工学博士。主な著書に『自動改札のひみつ』(成山堂書店)、『Suicaが世界を変える JR東日本が起こす生活革命』(東京新聞出版局)がある。
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