
偶然のチカラ (集英社新書)
植島啓司
集英社 / 200710
累計読者数4
平均ハイライト数 3.3件/人
star総合評価 52/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、悪いことが続くときって、原因を探してぐるぐる考え込んでしまうことがあります。しかも「これから起こるかもしれない嫌なこと」にばかり意識が向いて、目の前のことには手がつかないまま一日が終わる。自分でも分かってるのに抜け出し方が見えない、そんな感覚に心当たりがある人は多いと思います。 『偶然のチカラ』は、そういうときに「大きな解決」を目指す前に、もっと手前の小さな行動に光を当ててくれる本でした。たとえば、悪い流れを断ち切るには、いちばん弱いところから片づけるだけでいい、とか。気になっていた小さな連絡を一本入れるだけでも状況が変わり始める、とか。偶然や運を信じる以前に、まず自分の視界をクリアにしていく手触りが具体的に書かれています。また、起こった不幸に理由を求めすぎない姿勢も救いになります。理性はいつも一周遅れで、後付けの理由では心は納得しない。だからこそ、理由探しをいったん脇に置いて、目の前の一点を動かすことに戻る大切さを思い出させてくれます。 偶然を操るような派手な話ではなく、自分の「いい流れ」が見える位置まで少しだけ視点をずらす本です。日々の停滞感をどう扱えばいいか迷っている人に刺さると思います。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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