
ファーストクラスに乗る人が大切にする51の習慣
毛利 仁美
President Inc / 2016-04-13
この本について
仕事でも日常でも、言葉の選び方ひとつで「なんかうまくいかないな」と感じることがありませんか。強く言ったつもりはないのに相手が引いてしまったり、逆に自分の弱みを隠そうとして空回りしたり。丁寧にしたい気持ちはあるのに、どう振る舞えばいいのか迷う場面って意外と多いですよね。 この本が面白いのは、「一流らしく振る舞え」と気合を入れる方向ではなく、日々の小さな言葉づかいや態度の積み重ねに目を向けているところです。たとえば、否定を避けるための柔らかい前置きの使い方。相手が知っているかもしれない、間違っていたら申し訳ない、そういうワンクッションを自然に入れるだけで、会話の温度が全然変わるのを感じます。また、自分の弱みを直視する姿勢にも触れられていて、「弱みを克服するかどうか」よりも「自覚しているかどうか」が大事だという視点は、自分の癖に振り回されている人ほど腑に落ちるはずです。さらに、感謝を言葉にする、相手の目を見る、約束を必ず守るといった、ごく当たり前だけれどつい雑になりがちな行動も、具体的な場面とともに語られています。 結局のところ、この本がくれるのは「背伸びしない上質さ」の感覚だと思います。相手を立てるために気を使いすぎるでもなく、自分を良く見せようと固くなるでもなく、日々の所作を少し整えるだけで人間関係のしんどさが減っていく。そんな実感を求めている人にちょうどいい一冊です。 とくに、コミュニケーションの引っかかりをなくしたい人、職場での振る舞いに自信が持てない人には刺さると思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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