ヨムナビ
若き詩人への手紙・若き女性への手紙(新潮文庫)

若き詩人への手紙・若き女性への手紙(新潮文庫)

リルケ and 高安 国世

新潮社 / 1953-01-20

累計読者数8
平均ハイライト数 8件/人
推定読了時間 約1時間20分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、外の評価や周りの温度に気持ちを振り回されてばかりで、「自分の軸ってどこにあるんだろう」と立ち止まることがあります。頑張りたい気持ちはあるのに、いざ机に向かうと自分が何を書きたいのか、そもそも続ける理由があるのか分からなくなる。そんなときにリルケの手紙を読むと、急に現実が変わるわけではないのに、足場だけは一段深くなる感覚がありました。 この本が効くのは、きれいな励ましではなく、「まず自分の内側に降りていくしかない」という静かな覚悟を示してくれるところです。幼い頃の記憶や、夜ひとりで感じるものを手がかりに、自分の感覚を取り戻すよう促してくれる。そして、書くことや創作の基準を外に求めず、どうしても手放せない衝動があるかどうかに丁寧に戻らせる。さらに、周囲と分かり合えないときでも、事物に近く在ろうとする姿勢は、孤独の扱い方に少しだけ明かりをつけてくれます。 特に「やめられるならやめてみて、それでも残るものが本物かも」といった現実的な視点は、創作を続けたいのに迷いを抱えている人にはしみます。自分の歩みの遅さに焦っている人ほど、静かに響くはずです。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「若き詩人への手紙」は、一人の青年が直面した生死、孤独、恋愛などの精神的な苦痛に対して、孤独の詩人リルケが深い共感にみちた助言を書き送ったもの。「若き女性への手紙」は、教養に富む若き女性が長い苛酷な生活に臆することなく大地を踏みしめて立つ日まで書き送った手紙の数々。その交響楽にも似た美しい人間性への共同作業は、我々にひそかな励ましと力を与えてくれる。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要