ヨムナビ
日本会議の研究 (SPA!BOOKS新書)

日本会議の研究 (SPA!BOOKS新書)

菅野 完

扶桑社 / 2016-04-28

累計読者数10
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約4時間4分
star総合評価 58/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 67%

この本について

政治のニュースを見ていて、「なんでこの議論はいつも同じ方向に転ぶんだろう…」とか、「裏で何が起きてるのか全然わからないまま流されてる気がする」というモヤモヤって、僕もずっと抱えていました。賛成とか反対とかより前に、そもそも背景を知らないまま判断している不安があるんですよね。 『日本会議の研究』は、そういう“背景の見えなさ”に手を伸ばしてくれる本でした。読んでいて印象的だったのは、改憲や教育、家族観といったテーマが、突然盛り上がったわけではなく、何十年も積み上げられた運動の延長線にあるという描き方です。抜粋にもあったように、村上正邦のようなキーパーソンの働きかけや、元号法制化運動、宗教団体や学生運動の流れが複雑に絡まりながら、今につながっていく具体的な道筋が、丁寧に追われています。今の政治の“空気”が、どこからやってきたのかが輪郭を持って見えてきます。 もう一つ、この本の効き目を感じたのは、「個人の信念」ではなく「組織の積み重ね」が物事を動かすんだ、という視点に触れられたことでした。安倍政権の周囲にどんな人がいて、どんな議連や団体がつながっているのか。そこに偶然ではない継続性があることを知ると、ニュースの読み方が少し変わります。誰が良い悪いというより、構造として見える情報が増える感覚です。 こういう裏側の動きを、感情的になりすぎず、でも遠ざけもせずに知りたい人には刺さると思います。政治に疲れてしまった人ほど、事実の積み重ねから静かに流れを追える、この本のような距離感がちょうどいいかもしれません。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

安倍政権における閣僚のほとんどが所属している「日本会議」。「日本会議」は誰のために何をなそうとしているのか? 日本改憲勢力の真実の姿とは? 本書は、2017年1月6日に東京地方裁判所からなされた仮処分決定を受けて、一部記述を削除して配信しておりましたが、同年3月31日に同裁判所の異議審において上記仮処分決定が取り消されたことを受けて、当該削除部分を従前のとおりに再修正したものです。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要