
偽物語(上) (講談社BOX)
西尾維新 and VOFAN
累計読者数5
平均ハイライト数 11.8件/人
推定読了時間 約6時間25分
star総合評価 50/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%
この本について
最近、人との距離感とか、自分の“正しさ”みたいなものに妙に疲れることが多いんですよね。議論になっても、強い声に押されると「あれ、今のって意味あったっけ?」と急にわからなくなったり。深く考えすぎても空回りするし、かといって流されるのも違う。でも、そのバランスって誰も教えてくれないまま大人になってしまう気がします。 『偽物語(上)』を読んでいると、その曖昧さに対してちょっとだけ呼吸がしやすくなる瞬間があります。たとえば「考えすぎるな、適度に思考し適度に行動しろ」という言葉。正しさの基準を外に探すんじゃなくて、まずは足元の現実を動かすところからしか始まらないよな、と妙に落ち着きます。あるいは「舞台裏を知ったところで、知らないことが増えるだけ」というセリフ。真実を知れば迷わなくなるわけじゃなくて、むしろ迷いの種類が増えるだけなんですよね。その感覚が言語化されているだけで、ちょっと楽になる。 登場人物たちの軽口や掛け合いも、一見ふざけているようで、子供と大人の境界とか、正義の頼りなさとか、私たちが普段うまく扱えずにいるものをそっと突いてきます。真面目に答えをくれる物語ではないけれど、迷っている自分のままでいていいと思わせてくれる本です。 自分の「考えすぎる癖」がしんどい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
“ファイヤーシスターズ”の実戦担当、阿良々木火憐。暦の妹である彼女が対峙する、「化物」ならぬ「偽物」とは!?台湾の気鋭イラストレーターVOFANとのコンビも絶好調!「化物語」の後日談が今始まる―西尾維新ここにあり!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春は、ほんものになるための戦いだ。
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