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化物語(上)

化物語(上)

西尾維新 and VOFAN

講談社 / 2018-06-15

累計読者数12
平均ハイライト数 5.9件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 20%

この本について

人間関係で「相手の考えてることが、どうしても拾えない瞬間」ってありますよね。合わないわけじゃないけど噛み合わない。相手の言葉が急に鋭く聞こえたり、逆にこちらの受け取り方が歪んでいる気がしたり。頭では整理できないのに、心だけ反応してしまうあの感じです。僕もよくそこで足が止まります。 『化物語(上)』を読んでいて思ったのは、戦場ヶ原と阿良々木の会話のズレやすれ違いそのものが、そういう「うまく扱えない感情」をそのまま描いているということでした。毒舌が暴力にもなるし、好意がまっすぐじゃない形で出てくるし、冷静でいたいのにコンディション次第で物事の意味が変わってしまう。抜粋にもあるような極端な言葉の応酬は、現実ではなかなか口にしないけれど、内側でなら誰もが一度は抱くものだと思います。 この物語が効いてくるのは、そんな複雑さを「理解しようとすること自体が難しい」という前提で描いてくれるところです。相手の正体を完全に掴むのではなく、距離を測り直す感じに近い。終わった後、少しだけ人との会話に幅が出たり、自分の感情の扱い方が前より雑でなくなる。そういう変化が静かに残ります。 こんな人に刺さると思います。言葉の行き違いで自分を責めがちな人。自分のズレを、もう少し丁寧に見つめてみたい人。そんなとき、この物語のやり取りはけっこう助けになります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【 西尾維新 × 大暮維人 】!!! 阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった――!?アニメ化・ゲーム化など多数のメディアミックスを果たした西尾維新の代表作『化物語』を、『エア・ギア』の大暮維人が豪華漫画化!!現代青春ノベルの金字塔を世界一の絵で! 「週刊少年マガジン」にしかできない最高最興奮の新しい“物語”!!

目次

そだちフィアスコ するがボーンヘッド つきひアンドゥ
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