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恋物語 (講談社BOX)

恋物語 (講談社BOX)

西尾維新 and VOFAN

講談社 / 2011-12-20

累計読者数4
平均ハイライト数 3.5件/人
推定読了時間 約5時間16分
star総合評価 43/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも人間関係でも、気づけば「何を大事にするべきか」がよくわからなくなることがあります。やるべきことは山ほどあるのに、どれが本筋で、どれがただのノイズなのか判別できなくなる。頭では分かっているつもりでも、気持ちが追いつかず、優先順位がぐちゃっと混ざる瞬間ってありますよね。 『恋物語』の抜粋を見ていると、読者が刺さっているのはまさにその「区別できなさ」に揺さぶられた感覚だと思います。精神的に追い詰められていると、人は大事なものを取り違えてしまう。作中の語彙の多さや、語り手の皮肉混じりの視点も相まって、自分の混乱を言語化してくれるような読後感があるんですよね。辞書に載っていそうな言葉が次々に出てくるのも、世界の見え方がじわじわ輪郭を持ち始めるようで、読んでいて不思議と整理されていきます。 この本が効くのは、まず「自分の迷いを、迷いとして扱っていい」と思わせてくれる点です。主人公の語りは冷静なようでいて、実は人間の弱さをよく知っている。その距離感が、自分の今の選択を一段引いたところから眺めるきっかけになります。もうひとつは、言葉の精度がそのまま思考の精度につながる感覚をくれるところ。抽象的に悩んでいたものが、具体的な言い回しに置き換えられるだけで、行動の優先順位が少し動きます。 「自分が何に振り回されているのかよくわからない人」に静かに響く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

“片思いをずっと続けられたら──それは両想いよりも幸せだと思わない?” 阿良々木暦(あららぎこよみ)を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ヶ原ひたぎ。 約束の“命日”が迫る冬休み 彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。 <物語>はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる── シリーズ第13巻
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