
なぎさ (角川文庫)
山本 文緒
KADOKAWA / 2023-02
累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
star総合評価 55/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 86%
この本について
忙しいわけでもないのに、気持ちだけがずっと落ち着かない時ってありませんか。早く答えを出したいのに決められない、でも流されるのも違う気がする。家族との距離感や、人との別れ、飽きやすい自分への嫌悪…。言葉にしにくい揺れが続くと、どこに立っているのかすら分からなくなります。 『なぎさ』は、その揺れを無理に止めようとしません。むしろ、登場人物たちがそれぞれの「やり過ごし方」を見せてくれるような小説です。力まなくていいと言ってくれる大人の声に救われたり、飽きることを恐れなくていいという視点にハッとしたり、故郷から離れる決断の重さに自分の過去が勝手にざわついたり。読者が抜粋を残す場面を見ると、みんな「変わりたいのに変われない時の自分」をどこかで重ねているように感じます。 特に効くのは、自分の感情の変化を悪いことだと決めつけなくなるところです。続けられない自分に落ち込むより、「人の気持ちは動くもの」と受け入れるほうが、次の選択肢が見えてくる。あるいは、家族や地元との距離の取り方に悩んでいる人には、「無理に剝がさなくていい」という優しい視点がそのまま救急箱になると思います。小さな行動の手前にある気持ちを、丁寧に扱ってくれる物語です。 自分に厳しすぎて息が詰まっている人、あるいは過去との距離がうまく取れない人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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出版社による紹介
——本当の彼女がここにいる。無邪気な笑顔、無防備な食事シーン、健康的な水着姿にヘルシーなランジェリー姿まで、長崎を舞台に演じない“ありのままの姿”がこの一冊に。 2023年1月スタートのドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)ヒロイン役、 NHK 大河ドラマ『どうする家康』に出演で注目の若手女優・関水渚。 自然あふれる風景や歴史の趣のある街を舞台に、長崎ならではのシチュエーションや風景で撮影したナチュラルで爽やかな等身大のカットが満載です。 ■関水渚さんコメント 長崎には初めて行ったのですが、私にぴったりの街で、空気も食べ物も人も全てが心地よくて安心できる場所でした。普段はなかなか素の自分を見ていただく機会がないのですが、今回の写真集『なぎさ日和』にはとりつくろっていない、ありのままの姿がたくさん写っていると思います。今の私を自然に表現できた写真集になったので、楽しんでいただけたら嬉しいです。 ■プロフィール 関水渚(NAGISA SEKIMIZU) 1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。2017年4月に「アクエリアス」のCMでデビュー。 映画『町田くんの世界』では、第62 回ブルーリボン賞新人賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などを受賞する。 2023 年にはドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)、NHK 大河ドラマ『どうする家康』へ出演。
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